化学物質による災害発生事例
分類 | 有機溶剤による中毒等 |
発生状況 | 就業時間前の午前6時頃に工場建屋2階が燃えているのを工場建屋隣の自宅にいた事業主の妻が通行人の通報により気づき、事業主が中途まで消火器により消火作業を行い、その後消防により消火が行われた。
約2時間後に建屋2階中央付近から被災者の遺体が発見された。出火元など詳細は不明であるが、FRP(繊維強化プラスチック)製品製造の際の溶剤混合時における発熱反応により発火した火が周囲の可燃物に引火し、一瞬で激しく燃え広がったものと推定される。使用していた溶剤は、スチレン溶液、硬化剤(メチルエチルケトンパーオキサイド、ジメチルフタレート含有)、アセトンである。 |
被災状況 | 死亡1名 |
発生時期 | 平成29年2月 |
業種 | プラスチック製品製造業 |
発生原因等 | 作業標準書・マニュアル未作成, 安全衛生教育不足, 装置・設備の管理不足・点検不備, 装置・設備の点検・管理体制不備, 作業者の危険有害性認識不足、作業手順・指示等の不履行, 作業主任者・管理責任者等の未選任、指示内容の不備 |
原因物質 | 溶剤 |
引用 | 厚生労働省 |
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平成29年2月
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読み |
ゆうきようざい
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作成者 |
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作成日時 |
2019年10月5日 12:17:37
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最終更新者 |
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最終更新日時 |
2019年10月5日 15:07:48
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スキーマ |
(なし)
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