化学物質による災害発生事例
分類 | 特定化学物質による中毒等 |
発生状況 | 当該事業場の密閉設備又は局所排気装置等が設けられていない調色室において、特定化学物質等を含むスクリーン印刷用インキの調色作業を恒常的(9年にわたり、週5日、1日7時間30分~9時間30分)に行っていたところ、吸気ともに当該物質を吸引していたため、気管支炎等を発症したもの(慢性中毒の疑い)。インキや希釈剤にはシクロヘキサン、コバルトが含まれている。被災者が使用していた呼吸用保護具の吸収缶(防じん防毒)は2週間に一度程度の交換(呼吸が苦しくなった場合に交換)であり、破過した状態で着用していたことも考えられる。 |
被災状況 | 気管支炎1名 |
発生月 | 平成29年3月 |
業種 | 化学工業 |
発生原因等 | 保護具の不適切な使用, 換気・排気装置未設置, 作業環境管理測定の未実施, 作業主任者・管理責任者等の未選任、職務不履行、指示内容の不備、危険有害性認識不足 |
原因物質 | 特定化学物質(コバルト), シクロヘキサン
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引用 | 厚生労働省 |
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平成29年3月
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読み |
とくていかがくぶっしつ
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作成者 |
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作成日時 |
2019年10月5日 12:17:38
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最終更新者 |
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最終更新日時 |
2021年3月1日 00:57:06
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スキーマ |
(なし)
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