化学物質による災害発生事例
分類 | 特定化学物質による中毒等 |
発生状況 | アンモニア水タンクの液面計管台付き弁の閉止作業をするにあたり、ボールバルブが固着していたため、潤滑油をステム(弁棒)に馴染ませ、暫くたった後、1名が液面計本体を手で支え、1名がモンキーレンチをパイプに差し込んだもの(約89cm)でステムを回した直後、ボールバルブのふた部分が破断、脱落し、アンモニア水(濃度約25%)が噴き出し、2名に被液、1名は防液堤内で意識を失い倒れ、5日後に死亡した。また、同じ作業を行っていた1名は防液堤外に脱出し軽傷、救助にあたった1名も軽傷を負った。 |
被災状況 | 死亡1名, 薬傷2名 |
発生月 | 平成29年7月 |
業種 | パルプ・紙製造業 |
発生原因等 | 適切な保護具未着用, 作業標準書・マニュアルの不備, 装置・設備の管理不足・点検不備, 装置・設備の点検・管理体制不備, 作業員への指示不備, 作業主任者・管理責任者等の指示内容の検討不足, 機器・設備の破損, 応力腐食割れ |
原因物質 | アンモニア
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引用 | 厚生労働省 |
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平成29年7月
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読み |
とくていかがくぶっしつ
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作成者 |
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作成日時 |
2019年10月5日 12:17:38
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最終更新者 |
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最終更新日時 |
2021年3月1日 00:57:05
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スキーマ |
(なし)
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