化学物質による災害発生事例
分類 | 特定化学物質による中毒等 |
発生状況 | 高さ350cm、直径205cmのウレタン原料混合タンク(反応釜であるが第一種圧力容器には該当しない)内の底部に倒れていた被災者(防毒マスクは外れていた)が発見されたもの。被災時の目撃者はいないため、災害発生状況の詳細は不明だが、被災者近辺にシェーパー(タンク内の壁面を清掃する手持ち金属用具)が落ちていた。また、当該タンク開口部の蓋は開いており、当該タンク内に前夜入れてあった洗浄液(ジクロロメタン)約10~20Lは抜かれていた。なお、被災者は、肺水腫を発症していた。解剖の結果、ジクロロメタンによる中毒死と判断された。 |
被災状況 | 死亡1名 |
発生月 | 平成29年9月 |
業種 | その他の化学工業 |
発生原因等 | 適切な保護具未着用, 適切な呼吸用保護具未着用, 安全衛生教育未実施, 換気不十分, 作業者の危険有害性認識不足, 作業者の作業手順・指示等の不履行, 作業主任者・管理責任者等の危険有害性認識不足 |
原因物質 | ジクロロメタン
|
引用 | 厚生労働省 |
前後のページ
平成29年9月
|
|
アクセス数 |
0
(0)
|
ウォッチ数 |
0
|
読み |
とくていかがくぶっしつ
|
作成者 |
|
作成日時 |
2019年10月5日 12:17:38
|
最終更新者 |
|
最終更新日時 |
2021年3月1日 00:53:28
|
スキーマ |
(なし)
|
|