化学物質による災害発生事例
分類 | 一酸化炭素による中毒等 |
発生状況 | 水力発電所の導水路(コンクリート製。以下、「暗渠」という。)の補修作業に伴い、労働者3名が原動機付高圧水洗浄機により、暗渠内部において内壁の洗浄作業を行った。原動機の発する一酸化炭素(CO)により暗渠内のCO濃度が上昇したことから、1名がCO中毒により意識を消失し、他の2名もCO中毒症状を呈した。3名は救助及び病院に搬送されたが、意識消失の1名はその後死亡し、他2名は1週間程度の入院加療が必要となった。暗渠内の換気は不十分であり、被災者らは呼吸用保護具等は使用していなかった。 |
被災状況 | 死亡1名, 中毒2名 |
発生時期 | 平成29年10月 |
業種 | 隧道の改修、復旧もしくは維持の事業又は推進工法による管の埋設の事業 |
発生原因等 | 安全衛生教育未実施, 換気不十分, 作業者の作業手順・指示等の不履行, 作業開始前・作業中の一酸化炭素濃度測定未実施 |
原因物質 | 一酸化炭素 |
引用 | 厚生労働省 |
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平成29年10月
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読み |
いっさんかたんそ
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作成者 |
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作成日時 |
2019年10月5日 12:17:38
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最終更新者 |
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最終更新日時 |
2019年10月5日 15:28:19
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スキーマ |
(なし)
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