化学物質による災害発生事例
分類 | その他の化学物質による中毒等 |
発生状況 | 事業場内のタンクから黒煙が上がり、火災の発生を確認したもの。当該タンクは、原油タンクとして使用した後、スロップタンクとして使用されていたが、当該タンクを休止する予定で、タンククリーニングを行っているところであった。発生原因としては内部のスラッジ(発火点 229℃)の除去に当たり、スラッジに含まれる硫化鉄が空気に接触し、酸化発熱反応により熱を持ち発火したものと推定される。スラッジは高さ1.5m程度の山(26×12m)を形成していた。硫化鉄の酸化発熱反応による自然発火に対し、水による湿潤化がタンク開放作業要領には記載されていたが、施工業者の工事施工要領書や安全対策書等には記載がなく、危険性の認識の共有がされていなかった。 |
被災状況 | 火災 |
発生月 | 平成29年1月 |
業種 | 化学工業 |
発生原因等 | 緊急時マニュアルの不備, 安全衛生教育不足, 作業環境管理不足, 作業者の危険有害性認識不足, 管理責任者等の指示内容の検討不足 |
原因物質 | 硫化鉄
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引用 | 厚生労働省 |
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平成29年1月
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読み |
そのたのかがくぶっしつ
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作成者 |
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作成日時 |
2019年10月5日 12:17:38
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最終更新者 |
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最終更新日時 |
2021年3月1日 00:57:06
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スキーマ |
(なし)
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