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インターカレーション [印刷用 タイトルあり] [タイトルなし]

単語インターカレーション
英名Intercalation
説明ナノ空間の創製法。

 インターカレーション反応は、層状化合物の層の間に原子・分子等が入り込む現象を意味する。つまり、イオンや分子が結晶格子の空隙に入る現象である。

 層状化合物(ホスト)の層間は、結合力は弱いため、結合を破って原子・イオン・分子(ゲスト)等を押入し、ナノスペースを構築することが可能である。このようなナノスペースは、二次元的に制限された空間であるため、ゲストの配向はホストの層状化合物によって制御することが可能となる。

 インターカレーション制御は、炭素材料中へ機能性ナノスペースを構築するのに有効である。炭素材料の層状化合物にアルカリ金属や金属ハロゲン化物インターカレーション(挿入)することによって、層間にナノスペースを創製する。ナノスペースの大きさは、インターカレーションするイオンや分子の大きさや量によって制御が可能である。

●応用分野
ナノ空間制御・構築ための階層構造制御と新機能創製のための基盤技術として利用。
  • 電気的特性の向上により超伝導物質へ応用。 ・層間吸着やイオン交換などへ応用。
  • 光機能分子を取り込んで、光学材料へ応用。

●関連用語
  • 「光インターカレーション(PI, Photointercalation) 効果」とは、光を当てると原子の中にイオンが取り込まれることによって、その性質が変化する効果のことである。イオンを介在した反応という点で、生体の視細胞での光化学反応と共通している。

  • 光インターカレーション素子(Photointercalation Devices):光インターカレーション効果(PI効果)を利用した素子を光インターカレーション素子(PI素子)といい、新しい原理の画像デバイス,光導波路,並列方式デバイスなどへの応用が期待される。
出典・引用・提供株式会社オープンナレッジ

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インターカレーション

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読み いんたーかれーしょん
作成者 openknow
作成日時 2005年11月27日 00:53:37
最終更新者 openknow
最終更新日時 2006年4月1日 11:05:53
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